かえでのぶろぐ。

カナダ生活記録。

Food Rescueに行ってみた

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こんにちは!かえでです🍁

今回はFOOD RESCUEに行ってきたので、その様子について書いていきます。

 

FOOD RESCUEとは

スーパーマーケットなどで売れ残って賞味期限が近付いていたり、少しすぎてしまっていたり、スーパーでは売ることのできない廃棄されてしまう予定の食べ物をボランティアの方が集めて回り、それを希望者に提供するというものです。フードロス削減のための取り組みで、なおかつ低価格で食料を手に入れられるので消費者にとってもメリットがあると思います。スーパーではもう売ることができない商品たちなので、“きれい”な状態ではありませんが、まだ食べることができる状態のものがほとんどです。したがって、食べる前に自己責任で確認して食べる必要があります。また、肉や魚などの生ものは提供されていません。

この活動はボランティアで行われているので、バンフの団体では$5の寄付金が推奨されています。

Food Rescue | Banff Hospitality Collectiveが団体のサイトで、Facebookのアカウントもあります。

バンフでは、月・水・金の6:00pm-7:00pm、Sundance Mallの地下で提供されています。

建物の外観と入り口はこんな感じです。

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実際に行ってみた!

私は仕事終わりにそのまま向かい、6時前につきました。6時からなのでそんなに人はいないかなと思っていたら、モールの入り口まで列ができていました。

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この先を左に曲がり、階段を降りた突き当たりが提供場所となっています。

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しばらく待っているとボランティアの方が寄付金を集めに来ました。前の人たちを見ているとだいたい推奨されている$5を入れていましたが、寄付金0の人もいたので、自分が寄付しようと思う金額で一応は良いのかもしれません。

順番が来るのを待って、順番が来たらコロナ対策でまずは手指消毒。

その後、最初にボランティアの方が中に数点入ったショッピングバッグを渡してくれて、「今日は○○と○○は一人一つずつだけど、それ以外は好きなだけ取っていいよ」と教えてくれます。私は係の人が自分の持ってきたカバンなどに入れていってくれるものだと思っていたので、どんだけ取ってもいいの?!と驚きました。(常識の範囲内だとは思いますが…)

食品は机の上に下の写真のような感じで並べられていて、野菜・果物類から取っていって、最後に大量のパンゾーンがあり、本当にバイキングみたいな感じです。

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ちなみに、最初に渡された袋の中身はこんな感じです。

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これだけでも十分行く価値があるような気もします。

私が今回もらってきたのはこんな感じです。

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パイナップル×1、トマト×2、アスパラガス1束、玉ねぎ×2、パン袋×3、焼きそばキット、Butternut Squash Grillerです。この日はFacebook上で大量のアスパラガスが残っていると書いてあったので、普段購入することはありませんが、協力しようと思い一束貰いました。おそらく、寄付金の倍以上のものをいただけたと思います。

パイナップルはとりあえず全部切って、タッパーに入れて冷凍しています。

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 パンも最近暑い日が多いので、カビが生えないように冷凍しました。冷凍庫がパンパンです😂

 

次に行くときは…

この日は初めてだったので、どんな様子かあまりわかっていませんでした。

今回行ってみてわかったことは、

・6時からだけどもっと早く並ぶと欲しいものが手に入りやすい

・寄付金は$5でなくても良い(自分の気持ち次第ということですね…)

・予想以上の量の食材が手に入る(自分のショッピングバッグを持っていったほうが良いと思います)

です。

また、Facebookではその日どんなものが提供されるのか、写真付きで投稿されているので、そちらも参考にしていくのが良いと思います。

消費者にとっても環境にとってもメリットのある取り組みでとてもすてきだと思いました。日本でもこういった活動が盛んに行われれば良いのに…

 

いただいた食材をどんな感じに調理したのかも後日書いていこうと思います。